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2024年06月11日
☆男は黙って…映画『PERFECT DAYS』

★映画の内容
『パリ、テキサス』などで知られるドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが、「THE TOKYO TOILET プロジェクト」で世界的な建築家やクリエイターによって改修された東京・渋谷の公共トイレを舞台に描く人間ドラマ。
主人公であるトイレ清掃員の平山役を役所広司が務め、第76回カンヌ国際映画祭で日本人俳優として2人目となる男優賞を受賞した。共演に、新人の中野有紗のほか、柄本時生、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和らが出演。
と、なっております。
映画の中では
圧倒的な沈黙の時間が
流れます。
黙々とトイレ掃除を続ける寡黙な男、主人公・平山(役所広司)
画面から目が離せないのは
何故なんだろう…
上映中、ふと思ったのは
『もしかして、この沈黙こそが現代人に不足している時間なのではなかろうか?』ということ。
来る日も来る日も、黙々淡々と同じ作業を繰り返す画面に眠気が誘われることもなく、最後までじっくりと鑑賞できたのは奇跡にも近い様な…。
観た後の数日間は、自分の毎朝のルーティン、起きてタオルケットを畳み枕を干して猫対策のベッドカバーを掛ける一連の行動の中に平山の気配を感じて"にんまり"していた自分。
家族との間に『何か』があったに違い無い平山、特に説明されていない"謎"について観客は想像力を働かせ、語られていない空白の部分があるからこそ、味わい深い映画に仕上がっているのでしょう。
最後に流れるニーナシモンの『feeling good』が、個人的な思い入れがあった曲であったのも、記憶の深いところに迫ってきて、とても良かった。
カセットでこの曲を聴きながら、運転している平山が泣きじゃくる場面に心を鷲掴みされて静かな余韻と共に映画は終わるのでした。
心に残る邦画ベスト1
私調べによるランキング1位決定です。
PERFECT DAYS公式⇒https://www.perfectdays-movie.jp/
作品情報⇒https://eiga.com/movie/99306/

心地よい沈黙。
PERFECT DAYS
ニーナシモン『FEELING GOOD』⇒https://youtu.be/SVAU98wNFDE?si=KOO4FxdyQM9LDcXg
☆キララ☆
Posted by ☆キララ☆ at 08:08│Comments(0)
│映画
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